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すっかり忘れてた。
先月、野田地図（ノダマップ）の【贋作・罪と罰】観たんでした。
これまた松たか子さんが出る以外なにも把握してなかったんですが、出演陣はなかなか豪華☆でしたー。
舞台はちょっと変わった設計だったなぁ。一番下の客席を埋めて舞台をつくって、本来舞台があるの場所を客席にしている。お相撲の土俵の感じで、左右は壁を想像してみてください。だから舞台の前後両側に客が座るイメージですね。時々似た感じなのはあるらしいなんですが、私は目新しかった。
おかげで【キレイ】を以前観たときより（同じシアターコクーン）、ずいぶん舞台に近かった♪　役者さんの吐く唾や飛び散った汗まで観れるほど☆（表現悪いか…）

役者さんではそれぞれ良かったけど、宇梶さんが迫力あったなぁ。メイクも隈取りみたいのがあってね、衣装も豪華で威圧感あるし。あとトモ役の女優さんがなかなかいいなぁと思いました。

話はね、なかなか難しいかも。私もとの話知らないし、理解力乏しい頭のせいってのも大きいんだけどね。そこに設定として幕末がくるんですよ。私幕末は変にハンパな知識があったもので、最初はちょっと混乱しちゃった。台詞回しも難解気味なのもあったかな。
でもつむじ曲がりなわけではないし、筋は通ってまっせ。私みたいなのは、台詞をひとつひとつ理解しようとしちゃ無理かもしれない。全体の流れをつかめ☆
なんつっても演出がとてもおもしろくってですね。役者さんも舞台外では、舞台の一部である舞台袖で楽器鳴らしたり、舞台演出の一部を担ってるの。で、あとカーテンとか椅子とかいくつかの小物だけで舞台できてんの。
野田さん演出って言っちゃうと『ふーん、なるほどねー』なんて言われちゃいそうだけどサ。
ご覧いただいて感じてくださいまし☆