9月11日ですね。

私このときオーストラリアにいました。
3ヵ月後、タスマニア方面をラウンド中（地理的にぐるっと回るように転々と泊まり歩いていくこと）のこと。
いろんな国の人たちが参加する1週間くらいのツアーに私も入っていて、ふとこの話になりました。
悲しい事件だった、と口々に皆が言い出したとき、ひとりの白人（だと私は思っていた）の女の子が急に立ち上がって、
「あれはジハードだ！」って叫んだのです。
英語だったのもあって、私一瞬ぽかんとしてしまいましたが、
そう言えば彼女、イスラム圏の方の出身だとか言ってた？！
と即座に思い出しました。
だれかが「そのために誰かを殺してもいいのか？」と聞いたけど、
「あれは正義だ」「当然の報いだ」とか答えて足早に部屋に戻っていきました。

ほかは日本人、ドイツ人、イギリス人、スペイン人、、ほかにも色々。。
私たちはきっとそんな考えはできない。
当然信じられない、と思ったけど、難しい、ってこともつくづく思った。
私には生まれたときからそんな風に考えることは当たり前じゃない。
けど彼女は生まれ育ったときから、そちらの考えが当たり前。
どれがどういう風にだれにとって『本当』のこと？？

彼女がその前日、日本人（みんな単独参加だったけど4〜5人いた）がつくる焼きオニギリを興味深そうに眺めて、日本文化に興味があるから、とにこやかに色々と質問してきたりして談笑してたので、かえってショック大きかったと、この時期には思い出します。

私の価値観がそちらに傾くことはないけれど、
私は私の本当を信じて貫くですよ。