内の中は外?

石とか共感できたりできなかったり話や、癒しってなんだろみたいなこと。天然石アクセサリー作品集予定。

リーディングブレスつくるのが得意なのでご相談あれ!
ルースつかったワイヤーアクセサリーもやってます。
ここじゃ書けない得意ごとは個人的にどうぞ♪


暑。

何にも考えたくない、体動かしたくない。
PCって熱い空気が出てるのでやだ。ノートだとキーボードで触れる部分がなおさら〜

今年はクーラー使ってるなぁ〜。

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)

上橋菜穂子さん著のファンタジー。全四編あります。

緑の目を持つ異端のエリンの物語。闘蛇、王獣という人とは交わらないはずの生き物たちを通し、母の残していった秘密を追い求める。それらが人生に、やがては国の存亡さえも左右することを予測しながらも、エリンは行く末を見届けるべく、獣の奏者として生きる決意をする。


NHKのアニメで放映されてたのは、前の二編。エリンの少女時代のお話で、お話はいったん終わっています。
というか、これで完結としてもそん色ないもの。
著者がそういうつもりで書いてるのだから当然なのだけど。

後半二編は数年後の物語。これはまた前二編とは違ったシチュエーションになるので、新たな気持ちで読めます。


舞台は架空の国、土地で、ファンタジーではあるけれど、エリンがさまざまな場面で直面したときの心の描写は、間違いなく人間一人の思いであって、その伝わりすぎる描写に胸が痛くなるほど。

この中では戦争がひとつの題材として扱われていますが、私はどうも戦いの場面そのものが見るに耐えないほど苦手なため、若干そこらへんはさーっと読みましたが、それを置いても、エリンの行く末が読みたかった。


母子愛、人と違う生い立ち、自然との共栄、運命、戦い、いろんなテーマが、すっきりとしたわかりやすい文章で流れるように読める、先にも書いたけど、ファンタジーとくくってしまうともったいないくらいの作品です。

天然石・パワーストーンのオリジナルブレスレット、アクセサリーの作成承ります。どのようなものが欲しいか、どんな色が好きか、気になるキーワードや予算など、お聞かせください。お問い合わせもお待ちしています。